雑穀メーカーのはくばくが新商品『白米好きのためのもち麦』を発売!白米の座を守りながら健康志向に応える
- 大地 武田
- 2023年5月5日
- 読了時間: 2分

「日本の雑穀メーカーで幅広い商品展開をする『はくばく』が、白米好きのための新商品『白米好きのためのもち麦』を発売しました。最近の糖質制限ブームに合わせて、低糖質でお米の代替となる商品が数多く登場していますが、この商品はもち麦の特徴であるモチモチ感やプチプチ食感を封印し、白米のような食感を実現することを目指しています。白米が健康意識の高まりによって主食の座を危うくしている中、この商品が糖質=悪の意識を覆すことに一役買えるのか、はくばくの想いを伺いました」
はくばくは1941年に創業し、大麦や雑穀、小麦などの穀物を扱ってきました。特に大麦(精麦)においては国内シェアの約6割を占めています。創業者である長澤重太郎氏の『もっと麦ごはんを喜んで食べてもらいたい』という思いが会社の起点となり、大麦に焦点を当てた事業展開を始めました。
当初は大麦のみを取り扱っていたはくばくですが、1960年代になると日本の食文化が多様化し、麺や麦茶などの商品も取り扱うようになりました。さらに1990年代後半には大きな転機が訪れました。食糧法の改正によってお米がスーパーやホームセンターでも買えるようになり、それに伴いはくばくも商品ラインナップを広げる必要が生じました。
雑穀に関しては2つのブームがありました。2008年頃には健康食品メーカーの「やずや」のCMが流れるなどして認知度が上がり、雑穀ブームが起こりました。
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