ドラッグストアの健康食品販売が微増！経済産業省が商業動態統計を発表

「経済産業省がまとめた最新の「商業動態統計」の速報値によると、ドラッグストア（DgS）における健康食品の販売額が微増となりました。さらに、経産省が公表した確報データでは、これまで公表されていた数値が大幅に修正されたことも明らかになりました」

2月のDgSにおける健康食品の販売額は6126億円で、前年同月比5.6％増となりました。店舗数も1万8479店舗で、同4.4％増加しました。外出の増加により、「ビューティケア（化粧品・小物）」も大幅に伸び、738億円で前年比12.1％増となりました。また、「調剤医薬品」やDgSで最も販売額が大きい「食品」も成長しました。

「健康食品」カテゴリーには、サプリメントやダイエット食品などが含まれており、その販売額は195億円で前年比1.5％増となりました。経産省のサービス動態統計室によると、生活習慣対応の機能性表示食品やコラーゲン、果実酢などが好調だったとの声がありました。特にコラーゲンは1月にも良い成績を収めたとのことです。この結果、健康食品の販売額は14ヶ月連続でプラス成長となりました。2022年4月から2023年2月までの累計販売額は2366億円で、前年同期比9.5％増加しています。

経済産業省のデータによれば、ドラッグストアにおける健康食品の販売は堅調に推移しており、消費者の健康意識の高まりや生活習慣に合わせた商品の需要が続いていることが示唆されます。